「明日の自分は今日の自分よりも、良くなっていたい」
静かに、しかし、しっかりと話していた加治屋百合子さん。
今朝、めざましテレビで紹介された彼女を見て「元気づけられました」「すごい日本人ダンサーがいたんですね」「おっとりした雰囲気なのに、踊りはすごいですね」などなど大きな反響が寄せられました。
7月の日本公演では「白鳥の湖」の王子の友人役、「オールスター・ガラ」でトワイラ・サープの新作に出演予定です。
どうそご期待ください!
ABTのソリストとして活躍する加治屋百合子さんのプロフィール 愛知県生まれ。8歳よりバレエを始める。10歳で初の外国人留学生として上海バレエ学校に入学。在学中の1997年中国タオ・リ・ベイ全国バレエ・コンクールで最優秀賞を受賞、1999年には第3回名古屋国際バレエ・コンクールで最年少のファイナリストに選ばれる。
2000年、若手バレエダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエ・コンクールで「ローザンヌ賞」を受賞、奨学金を得てカナダ国立バレエ学校に入学。2001年アメリカン・バレエ・シアターの研修生になり、わずか1年たらずで2002年アメリカン・バレエ・シアター(ABT)に入団。近年では、ABTのメトロポリタン劇場公演、パリ公演、ロンドン公演などで『ドン・キホーテ』フラワー・ガール役、『ライモンダ』ヘンリエット役、『白鳥の湖』パ・ド・トロワ、『ラ・シルフィード』ワルツ、『ラ・バヤデール』影の王国のソリスト、トワイラ・ソープ振付『In The Upper Room』、キリアン振付『Petit Mort』などを踊り、高く評価されている。
日本では、映画「American Ballet Theatre」のためのトークセッションに参加した他、2004年日本とウェスト・バージニアで、松本道子バレエ団と『真夏の夜の夢』のタイターニア”を踊っている。2005年ABT来日公演でも注目される踊りを披露。2007年にはTBS系列「情熱大陸」に取り上げられ、踊りに対するひたむきな姿勢が多くの感動をよんだ。
アメリカ国内では、すでに多くのバレエ団、ガラ公演に招かれるダンサーであり、華のある舞台姿、圧倒的なテクニックに基づくダイナミックなジャンプ、リリカルで豊かな表現力は“次世代を担うバレリーナ”として注目を集めている。
現在、ABTの本拠地NYに在住。往年の名プリマ、イリーナ・コルパコワから直接の指導を受ける他、デビッド・ハワードにもレッスンを受けている。
2007年7月、ソリストに昇格した。